トルコ首相が謝罪拒否、撃墜の正当性を主張
トルコによるロシア軍機撃墜をめぐり、トルコのダウトオール首相は先月30日、撃墜の正当性を改めて主張、ロシアに謝罪しない考えを示した。
撃墜についてトルコのダウトオール首相は、「いかなる国もトルコに謝罪を求めることはできない」と述べ、撃墜の正当性を改めて主張した上で、ロシアへの謝罪を拒否した。
その上で、「ロシアが望めば、対話する用意がある」と述べ、経済制裁などの圧力を強めるロシアとの話し合いを求めた。
一方、トルコ軍は先月30日、ロシア軍機のパイロットの遺体について、ロシアに移送したと発表した。遺体の引き渡しはロシアが要請していたもので、トルコがロシアに配慮を見せた形。