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露軍機撃墜 遺体がモスクワ郊外に到着

2015年12月1日 6:53
露軍機撃墜 遺体がモスクワ郊外に到着

 フランス・パリ郊外で先月30日、トルコによるロシア軍機撃墜以来、初めてとなるアメリカとロシアの首脳会談が行われ、オバマ大統領は撃墜について遺憾の意を表明した。

 ホワイトハウス高官によると、オバマ大統領は、撃墜でロシアのパイロットが死亡したことについて遺憾の意を表明。その上で、トルコとロシアの緊張緩和のため支援すると述べた。

 両国関係の緊張が高まる中、トルコのエルドアン大統領は首脳会談の開催をロシア側に提案。COP21の場で実現するか注目されたが、プーチン大統領は先月30日、「(トルコと)会談はしなかった」と述べ、提案を拒否したことを明らかにした。

 一方のトルコ側も同じ日、ダウトオール首相が「いかなる国もトルコに謝罪を求めることはできない」と述べ、改めて謝罪を拒否するなど、問題解決の糸口はつかめていない。

 こうした中、撃墜されたパイロットの遺体がモスクワ郊外の空港に到着した。遺体の引き渡しはロシアが要請していたもので、トルコがロシアに配慮を見せた形。