サイバー攻撃 米中ホットライン設置で一致
アメリカと中国がサイバー攻撃問題をめぐる初めての閣僚級対話を1日、アメリカ・ワシントンで行い、ホットラインを設置することなどで一致した。
中国公安省によると、会合の中で中国側は、「アメリカ側とともにサイバー空間での安全のために法の執行で協力する仕組み作りを進めていきたい」と述べ、アメリカ側とホットラインの設置などで一致したという。
今年9月の米中首脳会談では、両政府がサイバー攻撃による企業秘密の盗み取りを行わず、支持もしないことや、対話を行うことで合意していた。
しかし、アメリカ側はその後も中国によるサイバー攻撃が確認されたとしており、改めて中国側の対応を求めたものとみられる。
会合は2日まで行われる。