温暖化対策“5年ごとに見直し”日中が一致
地球温暖化対策を話し合う国連の会議COP21で、丸川環境相が中国の担当閣僚と会談し、温暖化への取り組みを5年ごとに見直すべきとの考えで一致した。
丸川環境相は6日、中国の解振華特別代表と会談した。中国は世界最大の温室効果ガス排出国で、COP21では途上国側を取りまとめる役割が期待されている。
会談で、中国側は温暖化への取り組みなどを5年ごとに見直すという先進国の提案に理解を示したという。
丸川環境相「5年ごとの(温室効果ガス削減)目標の見直しについては、必要だということで、おおむね共通の認識が得られたのではないかなと思っています」
一方で、中国側は先進国と途上国で負担にどこまで差をつけるかについては、先進国側に譲歩を求めた。