北京・大気汚染で「赤色警報」 休校影響も
大気汚染警報として最も重い「赤色警報」が発令されている中国・北京では市民生活への影響が広がっている。
北京では多くの幼稚園や小中学校、高校が休みになっているが、急な休校で子供の預かり先がなく、出勤できない人が出ていて、中国メディアは7割の親が休校に反対していると伝えている。
こうした中、インターナショナルスクールの一部は室内の安全が確認されたとして、9日から再開された。
一方、北京にある日立製作所の現地法人では、従業員の健康に配慮し、10日まで一部を除いて在宅勤務に切り替えている。
「赤色警報」は10日午後には解除される見込みだが、12日には再び汚染は悪化するとみられている。