中国市場急落 新制度導入で取引が強制終了
中国の株式市場では、4日から株価の急変動を抑制するため下落幅に応じて取引を止める新たな制度が導入されたが、初日の4日、早くも大暴落で取引が強制終了となった。
株価の急変動が相次いだ中国の株式市場では、4日から有力企業300の銘柄で構成する指数が、前日に比べて7%変動した場合、取引を強制的に終了するなどの制度が導入された。
初日の4日は、午前中から急落となり、午後になって指数が7%の下落となったため、取引予定時間を1時間半近くも残して強制終了となった。
専門家によると、上場企業の大株主に対する売買停止措置の期限が7日で切れることに加え、4日に発表された製造業に関する経済指標が予想を大きく下回ったことから、売りが相次いだという。