林外相“ウクライナ国境”視察 避難民受け入れの最前線を確認
ウクライナからの避難民支援のためポーランドを訪問している林外相が2日間の視察を終え、「最大限の支援をしたい」とその思いを語りました。矢代貴昭記者の報告。
2日間で避難民施設や国境付近を視察するなど精力的に活動した林外相。今後進む、ウクライナからの避難民受け入れに向け自らの目で、現状と課題を把握できたと強調しました。
岸田首相の特使としてポーランドを訪問した林外相。到着後、すぐにウクライナのクレバ外相と会談。林外相が日本の子供が描いたウクライナの絵を手渡し始まった会談では緊密な連携を確認しました。
その後、避難民が生活する施設を訪問し、自らの目で現場の実情を把握するともに、避難民の子供たちと交流をしました。翌日には、滞在先のワルシャワから5時間かけて、ウクライナとの国境付近を視察。避難民受け入れの最前線を確認していました。
2日間の視察を終え、林外相は――「一日も早くですね。(避難民が)元の生活に戻れるように、最大限の支援を行っていきたいという思いを新たにしたところでございます」
4日には、ポーランド大統領らと会談し、3日間の滞在日程を終える予定で、帰国の際には、希望する避難民を政府専用機に乗せる方向で調整を進めているということです。