中国で人権派弁護士の支援活動などをしていたスウェーデン人の男性が今月、中国当局に拘束されていたことがわかった。

　ＡＰ通信などによると、中国で国家の安全を脅かす恐れがあるとして拘束されているのは、３５歳のスウェーデン人の男性。男性は中国で人権派弁護士の支援などを行う民間団体に所属していて、今月初め、航空機に乗るために北京空港に向かっていたところ、拘束されたという。

　中国外務省は１３日に行った会見で、男性に対して強制捜査が行われていることを認めている。一方、北京にあるスウェーデン大使館は男性との面会を求めている。