クリントン氏、若年層取り込みへ 大統領選
アメリカ大統領選挙で、来月から始まる予備選前としては最後となる民主党候補のテレビ討論会が17日にサウスカロライナ州で行われ、クリントン氏は弱点とされる若年層の取り込みを図った。
クリントン氏は依然、支持率トップだが、若年層では福祉の充実を強く打ち出すサンダース上院議員への支持が伸びている。選挙戦に大きな影響を与える初戦、アイオワ州での両者の支持率は拮抗(きっこう)している。
サンダース上院議員「若者から絶大な支持を得ていることを、とても誇りに思う」
一方のクリントン氏も、学費や雇用といった若年層の課題を優先する姿勢を強調した。
クリントン前国務長官「これは未来のための選挙で、若者にとって最も差し迫った選挙だ」
来月1日に迫ったアイオワ州での初戦に向け、若年層の取り込みがカギを握ることになりそうだ。
■アイオワ州での支持率(地元紙調べ)
クリントン前国務長官 42%
サンダース上院議員 40%