多くの市民集まる…モスクワで「戦勝記念日」を前に軍事パレードのリハーサル ロシア
ロシアの首都モスクワで、9日の「対ドイツ戦勝記念日」を前に軍事パレードのリハーサルが行われました。
リハーサルが行われたのはモスクワ中心部の「赤の広場」です。隣接する「クレムリン」には前日、無人機による攻撃があったとされたばかりで、リハーサルは厳重な警備のもと進められましたが待機場所の大通りには多くの市民が集まりました。
市民「時々リハーサルを見るが非常に面白い。今日は初めて息子を連れてきた」
モスクワの女性「(9日は)大統領には“ロシア人が最も強い”と感じられる言葉を期待する」
リハーサルには先導車を除いて戦車がないなど、去年とは様変わりした光景となりました。ことしのパレードについてロシア大統領府のペスコフ報道官は、「特別軍事作戦に参加した兵士も行進する」と明らかにしています。
モスクワでは7日に本番と同時刻のリハーサルが予定されていますが、ことしはメディア公開をしないなどテロへの警戒を強めています。