“大接戦”初戦でクリントン陣営が勝利宣言
アメリカ大統領選挙の候補者選びの初戦となるアイオワ州の党員集会が行われ、結果が出ていなかった民主党について、クリントン陣営が勝利を宣言した。
NBCテレビは日本時間2日夕方、クリントン前国務長官の勝利がほぼ確実になったと報じた。党のまとめでは、集計率99%の段階でクリントン氏の49.9%に対し、サンダース氏が49.6%で、最終確定はなお出ていないが、クリントン陣営は声明を発表。「アイオワ党員集会に勝った。統計的にみてもサンダース氏がクリントンの優位性を超えることはない」として勝利を宣言した。
来週の第2戦、ニューハンプシャー州ではサンダース氏が圧倒的にリードしていて、クリントン氏がどこまで食い下がれるかが焦点。
一方の共和党は、集計率99%の段階で全米の支持率で他の共和党候補を突き放すトランプ氏が、24.3%とアイオワ州に多い保守層の支持を広げられず、27.7%のクルーズ上院議員に敗れた。