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0.2P差 民主・クリントン氏が接戦制す

2016年2月3日 1:28
0.2P差 民主・クリントン氏が接戦制す

 アメリカ大統領選挙の候補者選びの初戦となるアイオワ州の党員集会が行われ、民主党は大接戦の末、クリントン前国務長官が勝利した。一方の共和党は、支持率で独走する不動産王のトランプ氏がクルーズ上院議員に破れた。

 民主党の最終的な集計によると、クリントン氏が49.8%、サンダース氏が49.6%となり、わずか0.2ポイントの僅差でクリントン氏が勝利した。クリントン陣営もこれより前、声明を発表し、勝利を宣言している。アイオワ州では、若者を中心とした支持を集めるサンダース氏が、クリントン氏を追い上げ大接戦となっていた。

 注目の初戦でぎりぎりの勝利を収めたクリントン氏だが、来週の第2戦、ニューハンプシャー州ではサンダース氏が圧倒的にリードしていて、どこまで食い下がれるかが焦点。

 一方の共和党は、全米の支持率で他の共和党候補を突き放すトランプ氏が24.3%とアイオワ州に多い保守層の支持を広げられず、27.6%だったクルーズ上院議員に敗れた。