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大接戦勝利のクリントン氏 早くも2戦目へ

2016年2月3日 7:23
大接戦勝利のクリントン氏 早くも2戦目へ

 アメリカ大統領選挙の候補者選びで、民主党はクリントン前国務長官が大接戦の末、初戦を制した。クリントン氏は2日、早くも2戦目が行われるニューハンプシャー州での選挙戦を開始し、有権者に支持を呼びかけた。

 民主党の集計によると、アイオワ州の党員集会では、クリントン前国務長官が49.8%、サンダース上院議員は49.6%となり、わずか0.2ポイントの差でクリントン氏が勝利した。メディアはサンダース氏の躍進を、「驚くべきこと」「クリントン氏にとって長期間、強力な対抗馬になる」などと評価している。

 一方で、アイオワ州の地元紙は、サンダース陣営が集計結果の一部に疑問を呈していると報じていて、今後の火種になる可能性も残っている。

 一夜が明けて各候補は来週9日に次の予備選が行われるニューハンプシャー州での活動を本格化し、クリントン氏は早速支持を呼びかけた。

 クリントン氏「私のために闘ってください!私もみなさんのために立ち上がり、闘います!」

 事前の世論調査では、民主党はサンダース上院議員が、共和党は不動産王のトランプ氏が大きくリードしている。