準備遅れや「ジカ熱」も リオ五輪まで半年
南米大陸で初めての開催となるブラジル・リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックまできょう5日で、あと半年。現地では準備の遅れに加え、感染症「ジカ熱」への対策など多くの課題が残ったまま。
リオデジャネイロでは大会主催者側が「競技会場の建設は順調」と主張する一方で会場を結ぶ地下鉄工事などには遅れが出ている。関係者からも「開催まで間に合うか自信がない」といった不安の声が出ている。
さらに妊婦が感染すると、脳の発達に遅れが出る「小頭症」の子どもが生まれると指摘される「ジカ熱」の感染拡大も不安視されている。
大会関係者からも「ジカ熱の影響でオリンピックを見に来る人が減るのではないか」との懸念が出る中、具体的な対策は打ち出せていないのが現状。