韓国国防省の関係者も「7日発射の可能性」
北朝鮮の事実上のミサイル発射について、安倍内閣の閣僚の1人は「7日に発射に踏み切る可能性が高い」との見方を示しているが、韓国国防省の関係者も、ミサイルは「発射施設の周辺の天候が良い7日、発射される可能性がある」との見方を示した。
国防省の関係者は、「北朝鮮が発射予告期間を7日からに前倒ししたのは、発射施設の周辺が晴れる7日にミサイルを発射するためではないか」との見方を示した。
発射施設がある北朝鮮北西部の東倉里周辺は、7日はおおむね晴れる予報だが、8日は雪が降ると見られている。
また、予告期間が今月14日までと短くなったことについては、「16日の故金正日総書記の誕生日の前に発射したい意図があるのではないか」と分析している。
北朝鮮の最も重要な祝日のひとつである金正日総書記の誕生日の前に発射し、国威発揚につなげたい狙いがあると見られている。