初戦敗れたトランプ氏「ドブ板選挙」も
アメリカ大統領選の候補者レースは9日に第2戦、ニューハンプシャー州の予備選挙が行われる。共和党で初戦に敗れた不動産王のトランプ氏が、一人一人の有権者に訴えかけて回るいわゆる「ドブ板選挙」に乗り出した。
これまで大規模な集会での活動が多かったトランプ氏。7日に訪れたのは、庶民的な食堂。
トランプ氏「写真撮れた?食事を楽しんでね」
初戦のアイオワ州で敗れ、「勢いに陰りもある」と指摘が出る中、以前は「やらない」と言っていた握手をして回り、親しみやすさをアピールした。
一方、民主党のクリントン前国務長官がやってきたのはドーナツショップ。
クリントン氏「一緒に写真を撮りましょう」
ニューハンプシャー州の予備選での世論調査(リアル・クリア・ポリティクス調べ)では、民主党はサンダース上院議員が53.6%と、40.4%のクリントン氏を圧倒的にリードしていて、クリントン氏がどこまで負けを小さくできるかが焦点となる。