地元メディア「主流派に悪夢」予備選2戦目
アメリカ大統領選挙の候補者レース2戦目となるニューハンプシャー州の予備選挙で、民主党はクリントン前国務長官がサンダース上院議員に惨敗、共和党は不動産王・トランプ氏が圧勝した。
初勝利した2人の候補は、それぞれ民主党と共和党の中心勢力とは距離を置いていることから、地元メディアは結果について「民主党重鎮のクリントン氏と共和党主流派に悪夢が訪れた」と報じている。
民主党は11日にテレビ討論会を控えており、今回の惨敗を受けクリントン氏はサンダース氏への批判を強めるとみられる。
一方、共和党の各候補は20日に行われる南部・サウスカロライナ州での予備選に向け、早速現地入りしている。当面はトランプ氏を軸にした戦いが激しさを増すことになる。