米露など合意「1週間以内にシリア停戦を」
内戦が長期化するシリアについてアメリカやロシアなど関係国は11日、閣僚級の会議を行い1週間以内に戦闘を停止させることで合意した。
1週間以内での停戦を求めるのはアサド政権と反体制派で、過激派組織「イスラム国」などは含まれていない。米露が率先して取り組むとしているが、会議には当事者が不在な上、シリアではロシアの空爆支援をうけた政権軍がアレッポで攻勢を強めており、停戦が実現するかは不透明。
先月スイスで始まった政権側と反体制派による和平協議は成果のないまま中断しており、関係国は今回の合意を協議進展の糸口としたい狙いがあるものとみられる。