IAEA報告書 イランは核合意を遵守
イランの核問題をめぐりIAEA(=国際原子力機関)は26日、制裁解除後、初めてとなる報告書をまとめた。イランが欧米側から求められている核活動の制限を守っているとしている。
イランへの制裁は先月16日、解除されたが、欧米側との合意により保有できる濃縮ウランや遠心分離機の数に上限が設けられるなど、核活動が制限されている。
IAEAは制裁解除後からイランの監視を続けているが、26日の報告書でイランが合意を守っていることを明らかにした。
イランは制裁解除後、ヨーロッパなどと大型の商談を成立させ経済活動を活発化させる一方で、核活動の制限を守っているかが注目されていたが、それが確認された形。