米対策センター、妊婦のリオ五輪行き自粛を
感染症の「ジカ熱」をめぐり、アメリカのCDC(=疾病対策センター)が26日、妊娠中の女性はリオデジャネイロオリンピックに行かないことを検討するべき、とする声明を出した。
CDCは声明の中で、今年8月にブラジルのリオデジャネイロで開かれるオリンピックについて、妊婦は行かないことを検討するべきであり、もし行かなければならないのであれば、まずは医師に相談するよう求めている。
また、アメリカへ帰国後に「ジカ熱」への感染が確認された妊婦がこれまでに9例確認されており、このうち1例で小頭症の子どもが産まれていたという。2例は流産、2例は中絶しており、残り4例の胎児には影響は見られないとしている。