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朴大統領 日韓関係改善望む姿勢改めて示す

2016年3月1日 13:22
朴大統領 日韓関係改善望む姿勢改めて示す

 韓国の朴槿恵大統領は1日、日本の植民地時代の独立運動を記念する式典で演説し、いわゆる従軍慰安婦問題を巡る日韓の合意を評価した上で、関係改善を望む姿勢を改めて示した。

 朴大統領「歴史を直視し、(日本と韓国が)互いに手を取り合い、日韓関係の新しいページを開いていくことを願います」

 朴大統領は慰安婦問題を巡る合意について、「努力を傾けた結果」だとした上で、日本との関係改善を望む姿勢を改めて示した。一方で、「日本政府は歴史の過ちを忘れずに合意の精神を実践に移さなければならない」とも指摘している。

 演説では、北朝鮮問題を巡っても「日本などの友好国が制裁措置に参加している」と述べた。北朝鮮に対する連携の面でも日韓関係の改善が不可欠であるとの認識を示した形。