ブラジルで大雨 地滑りや洪水の被害拡大
南米ブラジル・サンパウロなどで大雨による地滑りや洪水の被害が拡大している。AP通信などによると死者の数は少なくとも22人に上っている。
サンパウロとその周辺では2日以上降り続く大雨により各地で地滑りが発生し、複数の住宅が倒壊した。AP通信によるとこの地滑りで18人が死亡したほか、洪水で2人が溺れて死亡したという。また5人が行方不明となっている。
ブラジルのルセフ大統領は12日、上空から被災地を視察し、「被災者を救済するための資金が必要だ」と述べた。
地滑りや洪水はサンパウロに近いリオデジャネイロ周辺でも発生し、地元メディアによると2人が死亡したという。