トルコで爆発、150人超死傷 自爆テロか
トルコの首都アンカラで13日、大規模な爆発があり、150人以上の死傷者が出ている。政府はテロ事件と断定し、捜査している。
アンカラ中心部のバス停近くで13日夜、爆発物を積んだ車が爆発した。トルコの内相はテロ事件と断定し、地元メディアは自爆テロの可能性が高いと伝えている。
保健相によると、この爆発で34人が死亡、125人がケガをした。死者にはテロの実行犯も含まれているとみられている。トルコの日本大使館によると日本人が巻き込まれたという情報は入っていない。
犯行声明は出ていないが、ロイター通信はトルコの治安当局者の話として、政府と対立するクルド人の武装組織やその関連組織による犯行の可能性があると伝えている。
アンカラでは先月17日にも軍の兵士を乗せたバスのそばで爆発が起き、兵士ら29人が死亡するテロ事件が起きたばかり。