「イスラム国」軍事部門幹部の死亡確認~米
アメリカ国防総省は14日、過激派組織「イスラム国」の軍事部門幹部が空爆により死亡したことを確認した。
アメリカ国防総省は、今月4日、シリア北東部で「イスラム国」の司令官の1人で、軍事部門を担当するアブウマル・シシャニ容疑者を狙って空爆を行ったと発表したうえで、その結果について確認を続けていた。
14日、国防総省の当局者はNNNの取材に対し、「空爆の結果、シシャニ容疑者が死亡したと判断した」として作戦が成功したという認識を示した。
アメリカ政府は、シシャニ容疑者に日本円で約5億6000万円の懸賞金をかけて行方を追っていた。今回の死亡確認により「イスラム国」の戦闘力の低下を期待しているとみられる。