北朝鮮“ムスダン”発射失敗か
北朝鮮が28日朝、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる飛翔体を発射し失敗したとみられる。発射されたのが「ムスダン」であれば今月15日につづく2回目の失敗。
韓国軍によると、北朝鮮は28日午前7時前に東海岸の元山付近から新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる飛翔体を発射したが、飛行する軌跡が確認されず失敗したとみられるという。
北朝鮮は今月15日にも元山付近から「ムスダン」を発射したが、発射直後に上空で爆発し失敗したとみられている。北朝鮮は来月6日の党大会の前に成功させるため、再び「ムスダン」の発射を試みたと考えられるが2回連続で失敗した可能性が出てきた。
「ムスダン」の射程は3000キロ以上とされ、日本全域とグアムのアメリカ軍基地を射程におさめる。