北朝鮮“ムスダン”発射…3回連続失敗か
北朝鮮が28日朝と夜の2回にわたり新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる飛翔体を発射した。しかし、ともに失敗したと見られている。
韓国軍によると、北朝鮮は28日朝、東部の元山付近から新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」と見られる飛翔体を発射した。しかし、発射数秒で墜落し、失敗したと見られるという。
また、夜になって再び「ムスダン」を発射したが、これも失敗したとみられている。
今回の発射は、今月15日の発射失敗を挽回し、来月開催される朝鮮労働党の党大会にむけたムードを盛り上げる狙いがあったと見られるが、これで3回連続の失敗となる。
韓国軍関係者は、「予想より短期間での再発射で、無理に強行して失敗したのではないか」と分析している。