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病院標的…シリアで攻撃の応酬 14人死亡

2016年5月4日 2:07
病院標的…シリアで攻撃の応酬 14人死亡

 内戦が続くシリア北部のアレッポで3日、反体制派側が政権側の支配地域にある病院などを攻撃し、14人が死亡した。病院を標的にした攻撃の応酬が続いている。

 シリアの国営メディアによると、アレッポの政権側の支配地域に3日、反体制派側が65発のロケット弾を撃ち込み、病院などを直撃した。この攻撃で14人が死亡、54人がケガをしたという。

 イギリスに拠点を置くシリア人権監視団も、政権側の支配地域にある病院が攻撃され、多数の死傷者が出たと伝えている。

 アレッポでは先月27日にも、反体制派側の支配地域にある病院が空爆され、50人以上が死亡するなど、政権側と反体制派側の戦闘が激しくなっていて、今年2月に発効した停戦は事実上、崩壊している。