「パナマ文書」オーストラリア首相の名前も
いわゆる「パナマ文書」をめぐる問題で、オーストラリアの地元メディアは、12日、文書にターンブル首相の名前があがっていたことを明らかにした。
これは、オーストラリアの複数の地元メディアが12日に伝えたもので、ターンブル首相は「タックスヘイブン」のバージン諸島を所在地とする会社の役員として「パナマ文書」に記載されていたという。
ターンブル首相は1993年からこの会社の役員をおよそ2年間務めたということだが、報道を受け、「不正なことはしていない」と反論した。
オーストラリアでは今年7月に総選挙が行われるが、「パナマ文書」に現職の首相の名前があったことで今後の選挙に影響を与える可能性がある。