フィリピン新大統領、対中関係改善に意欲
「フィリピンのトランプ」が中国との関係改善に意欲を見せた。
その過激な言動から「フィリピンのトランプ」の異名を持ち、フィリピンの新大統領に選ばれたドゥテルテ氏が16日未明、大統領選挙後初めて記者会見を開いた。
南シナ海で領有権を争う中国との関係については、「話し合うべき課題があれば2国間で話し合う」と述べた。ドゥテルテ氏はこれまで、領有権を争っている岩礁に「水上バイクで行ってフィリピン国旗を立てる」などと発言をしていたが、中国との関係改善に強い意欲を示した形。