トランプ氏腹心“対日強硬要求”の真意語る
アメリカ大統領選挙で事実上の共和党の候補となったトランプ氏の腹心がNNNの取材に答え、日本に強硬な要求を繰り返すトランプ氏の真意を説明した。
元神経外科医のベン・カーソン氏は、かつては自身も出馬し、一時は支持率でトランプ氏と競い合った。現在はトランプ氏を支援する、腹心。
カーソン氏「トランプ氏は、とてもいい人だ。少し短気で、物事を静観できないところもあるけど」
トランプ氏は3日も、日本がより多くの防衛費を負担すべきだとの持論を繰り返した。
トランプ氏「日本よ、(在日米軍の費用を)もっと支払え。でなければ我々は撤退する」
こうした発言についてカーソン氏は次のように説明した。
カーソン氏「トランプ氏は(日米間の協定を)見直そうと言っている。日米双方にとってうまく機能してどちらか一方だけが利益を得ないようにするためだ。過激な主張と言われるがそうではない。理にかなっている」
その上でカーソン氏は、「日米関係は変わるかもしれないが、良くなることはあっても悪くなることはない」と強調した。