“ロシアはリオ出場不可”IOCが判断支持
組織的なドーピングが指摘されるロシアに対し、国際陸上競技連盟(=IAAF)がリオデジャネイロオリンピックへの出場を認めない判断を下したことについて、IOC(=国際オリンピック委員会)は18日、判断を支持する声明を発表した。
IOC理事会は18日、国際陸上競技連盟の判断を受けて電話会議で対応を協議し、「国際大会への選手の出場資格については、国際競技連盟が判断する問題だ」として、決定を支持する声明を発表した。IOCは21日に臨時会議を開く予定。
一方、ロイター通信によると、ロシア捜査当局は、ロシアのドーピング検査所の元所長について、職権乱用の容疑で捜査に乗り出したことを明らかにした。元所長はアメリカメディアのインタビューに、「組織的なドーピングがあった」と証言していた。