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銃乱射容疑者「神の名の下に」通話記録公開

2016年6月21日 8:34
銃乱射容疑者「神の名の下に」通話記録公開

 アメリカ・フロリダ州の銃乱射事件で、容疑者の男と警察の通話記録が公開された。

 オマル・マティーン容疑者は、フロリダ州オーランドのナイトクラブで銃を乱射して49人を殺害、その後、射殺された。

 FBI(=アメリカ連邦捜査局)は20日、容疑者と警察との通話記録を公開した。最初の通話でマティーン容疑者はアラビア語で「慈悲深き神の名の下に」と話し、担当者が聞き返すと、「オーランドにいる。銃撃をした」と英語で答えた。その後、過激派組織「イスラム国」の指導者への忠誠を伝えたという。

 さらに、その後の通話では、「外に止めた車の中に爆弾を仕掛けた。おかしなことをしたら爆発させる」とけん制していた。結局、爆発物は見つからなかった。

 警察はまた、3時間にわたる立てこもりの最中は一切、銃撃がなかったことを明らかにしている。