“過去最悪”米銃乱射 容疑者宅前から中継
アメリカ・フロリダ州で49人が死亡した過去最悪の銃乱射事件。オバマ大統領は、事件は外部からの指示を受けたものではないという見方を示した。容疑者が住んでいた集合住宅の前から木村真二郎記者が伝える。
オマル・マティーン容疑者は12日、住んでいた集合住宅から車で2時間ほど離れたオーランドのナイトクラブで銃を乱射し、49人が死亡した。
NNNの取材に、容疑者の父親は次のように語った。
マティーン容疑者の父「息子は自分の“家”であるアメリカでテロを起こした。なぜあんなことをしたのか分からない。何も知らなかった」
一方、オバマ大統領は13日、事件は「ホームグロウンテロ」、すなわちアメリカで生まれ育った容疑者が国外の過激派組織に共鳴して行ったという見方を示した。
アメリカ・オバマ大統領「容疑者が外部から指示を受けたとの明確な証拠はない」
容疑者の自宅のすぐ横には、普段乗っていたとみられる車が残されている。事件現場付近で発見されたレンタカーからは3つ目の武器が発見されるなど、計画的な犯行の可能性が高まっている。