銃乱射 容疑者の妻、襲撃やめるよう説得
アメリカ・フロリダ州で起きた銃乱射事件で、容疑者の男が事件以前に妻の運転で現場のナイトクラブを下見に訪れていたことがわかった。
オマル・マティーン容疑者は12日、フロリダ州オーランドで銃を乱射し、49人を殺害した後、射殺された。NBCテレビによると、マティーン容疑者は事件以前に、妻の運転で現場のナイトクラブを下見に訪れており、その際、妻が襲撃をやめるよう説得していたという。
一方、立てこもっていた際のマティーン容疑者の様子もわかってきた。
生存者「『そこのお前!』と容疑者はトイレに横たわる人々に言い、次々と撃ち始めたのです。『アメリカによる空爆をやめさせたいから』と言っていた」
マティーン容疑者は冷静で、ケガをした人を確認しながら重ねて銃撃したという。警察は動機の解明などを急いでいる。