米銃乱射事件 大統領選候補の主張も対立
アメリカ・フロリダ州で49人が死亡した銃乱射事件は、銃規制や移民政策などアメリカ大統領選の論戦にも影響を与えている。
民主党・クリントン前国務長官「戦争用の武器は私たちの身の回りには無用だ」
クリントン氏は銃規制の是非には様々な意見があるとした上で、危険な人物が銃を手にしないよう規制強化をすべきだと主張した。
一方、共和党のトランプ氏はニューヨーク生まれの容疑者を「アフガニスタンで生まれアメリカに渡った移民だ」と事実と異なる指摘をした上で、イスラム教徒の入国を禁止すると改めて明言した。
トランプ氏「私が大統領に選ばれれば、アメリカなどにテロを行った地域からの移民の入国を(一時)停止する」
銃規制については「アメリカ人から銃を奪いテロリストにだけ、銃を持たせるものだ」と批判、大統領選に向けて銃規制や移民政策のありかたが争点となっている。