ロシア“重量挙げ”も五輪出場困難か
ドーピング問題で、陸上選手のオリンピック出場が危ぶまれているロシアを巡って、今度は、重量挙げの選手も出場できない可能性が出てきた。
国際重量挙げ連盟は22日、ロシアを1年間の資格停止処分にする方針を明らかにした。理由については、IOC(=国際オリンピック委員会)が行っている北京とロンドンオリンピックのドーピング再検査で、3件以上の違反があったためとしている。今後、予備の検体での検査で違反が確定すれば、ロシアの重量挙げ選手はリオオリンピックに出場できない。
一方、ロシアメディアによると、ロシア陸上競技連盟のブトフ事務局長は23日、選手の出場を求めて、来週にもスポーツ仲裁裁判所に提訴することを明らかにした。