英EU離脱“影響与えないよう日米で連携”
イギリスのEU(=欧州連合)離脱の決定を受け、外務省の杉山事務次官は27日、アメリカ政府の高官と協議し、安全保障などに影響しないよう、日米で連携して対応にあたることを確認した。
杉山事務次官「この問題(イギリスのEU離脱)が国際社会に無用な大きな影響を与えないよう、日米で連携し、最大限の努力を行っていく」
杉山事務次官はアメリカ・ワシントンの国務省でブリンケン国務副長官と約1時間半にわたり会談し、「イギリスは日米双方にとって、様々な分野で強固な協力関係にある重要な国」との認識を確認した上で、経済や安全保障に影響を与えないよう、日米が協調して行動することで一致した。
杉山事務次官はアメリカに続いてイギリス・ロンドンを訪問し、イギリスの当局者に日本の対応を伝えることにしている。