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イギリス 26年ぶり、女性首相誕生へ

2016年7月8日 20:11
イギリス 26年ぶり、女性首相誕生へ

 イギリスで、EU(=ヨーロッパ連合)離脱の決定を受け辞任を表明したキャメロン首相の後任を決める選挙で、候補者が女性議員2人に絞り込まれた。サッチャー氏以来の女性首相誕生が確実となった。

 事実上の次の首相となる保守党の党首選挙には5人が立候補していたが、2回目の投票が7日行われ、EU残留派のメイ内相と離脱派のレッドサムエネルギー担当閣外相が決選投票に進むことが決まった。離脱派の中心人物だったゴーブ司法相は支持が広がらず脱落した。

 メイ内相「EUとの交渉で最良の条件を引き出すため、経験あるリーダーが必要」

 レッドサム閣外相「EUからの離脱を恐れる必要はない。EUと関税なしの貿易を続ける」

 決選投票は全国の保守党員によって行われ、9月9日に新党首が決まるが、「鉄の女」と呼ばれたサッチャー元首相以来の女性首相誕生が確実となった。