フランス南部で山火事相次ぐ 4人が負傷
フランス南部で11日、山火事が相次いで発生し、これまでに消防士4人が負傷、うち2人が重体となっている。
火事が起きているのは、フランス南部の主要都市マルセイユの周辺。内務省によるとこれまでに複数の森林などで2000ヘクタール以上が燃え、うち3か所では日本時間午前7時現在も、火の勢いが弱まっていない。消防士1800人、警察官400人が動員され消火や避難誘導にあたっているが、消防士4人が負傷し、うち2人は重体だという。消火活動などのためにマルセイユ空港の発着にも影響が出ている。
内務省は、状況は極めて難しいとしていて、火が市街地に及ばないように鎮火を急いでいる。