米大統領選で両候補にハプニングが…
アメリカ大統領選挙で、民主党のクリントン候補が演説中に思わぬハプニングがあった。
アメリカ・アイオワ州で10日、クリントン氏が支持者に向かって演説をしていると、突然、何者かが柵を乗り越え、クリントン氏のいる方向へと駆け寄った。すぐさまシークレットサービスが数人がかりで取り押さえた。クリントン氏はハプニングにも動じず、乱入者はそのまま会場の外へと連行されていった。
この人物が、なぜ、急にステージへと駆け寄ったのかはわかっていない。
一方、ニューヨーク・マンハッタンの「トランプタワー」で同じく10日、男がタワーの壁をよじ登ろうとして警察が出動する騒ぎとなった。
「トランプタワー」は、共和党のトランプ候補が所有する58階建てのビルで、男は吸盤のような器具を使ってよじ登っていた。
警察は窓ガラスを割るなどして阻止しようとしたが、男は警告を無視し登り続け、3時間後、警察官が男をつかみ、建物の中に引きずり込んだ。男は21階で身柄を確保された。
男は、「屋上まで登ってトランプ候補と話したかった」と話しているという。