コロンビア内戦、半世紀ぶり終結へ
半世紀以上にわたる内戦で22万人が犠牲になったとされる南米・コロンビアで、政府と左翼ゲリラ組織が内戦の終結で合意した。
コロンビア政府と左翼ゲリラ組織FARC(=コロンビア革命軍)は24日、共同声明で、内戦の終結で合意したと発表した。合意では、FARCの武装解除や、FARCのメンバーが政治に参加する権利を認めることなどが記されている。
FARCは中南米最大の左翼ゲリラ組織で、ロイター通信によると、半世紀以上にわたる内戦で22万人が死亡したとみられている。
AP通信によると、10月の国民投票で承認されれば、内戦が終結することになる。