伊・地震で死者267人に 文化遺産も被害
イタリア中部の地震は発生から丸2日が過ぎ、26日も救助活動が続けられている。こうした中、発生後16時間ぶりに女の子を救出した救急隊員が、NNNの取材に対し、その一部始終を語った。
地震による死者はこれまでに267人に達した。今も、ガレキの中に閉じ込められている被災者の懸命な救助活動が続いている。
一方、発生から16時間ぶりに、ガレキで埋まった寝室にいた女の子を発見した救急隊員がNNNの取材に応じた。
救出した隊員「我々はガレキを丁寧に取りのぞいていきました。すると小さな足の裏、さらにももが見え、体が出てきて、ようやく女の子を救出できました。(救出したとき)のどが渇いたと女の子が言っていました。慎重に少しずつ水をあげたら、『もっとお水がほしい、お水がほしい』と言っていました」
また、AP通信によるとフランチェスキーニ文化相は、293の歴史的な文化遺産が被害を受けたことを明らかにしたという。