伊地震死者250人に…少女救出の隊員語る
イタリア中部の地震は発生から丸2日が過ぎ、現在も救助活動が続けられている。こうした中、発生後16時間ぶりに女の子を救出した救急隊員が、NNNの取材に対し、その一部始終を語った。
地元メディアによると地震による死者は、これまでに250人に達した。今も、がれきの中に閉じ込められている被災者の懸命な救助活動が続いている。
一方、発生から16時間ぶりに、がれきで埋まった寝室にいた女の子を発見した救急隊員がNNNの取材に応じた。
救急隊員「我々はがれきを丁寧に取りのぞいていきました。すると小さな足の裏、さらにももが見え体が出てきて、ようやく女の子を救出できました。(救出したとき)のどが渇いたと女の子が言っていました。慎重に少しずつ水をあげたら『もっとお水がほしい、お水がほしい』と言っていました」
また、AP通信によるとフランチェスキーニ文化相は、293の歴史的な文化遺産が被害を受けたことを明らかにしたという。