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米政府 核実験自制求める決議案の草案提示

2016年9月3日 10:13
米政府 核実験自制求める決議案の草案提示

 アメリカ政府が核実験を控えることを各国に求める決議案の草案を、国連の安全保障理事国に提示したことが明らかになった。

 国連関係者によると、アメリカ政府が2日までに国連の安全保障理事国に提示したのは、爆発を伴う核実験を控えることを求める決議案の草案。国連総会であらゆる種類の核実験を禁止するCTBT(=包括的核実験禁止条約)が採択されてから20年を迎えるものの、最大の核保有国であるアメリカは、野党共和党が多数を占める議会上院の反対で批准せず、発効していない。

 アメリカ政府当局者はこの決議について、法的拘束力はなく核実験の一時的な停止が目的と説明。CTBTへの国際的な支持を強調するものとなるとしている。「核なき世界」の実現を宣言し、ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領にとって、CTBT批准にむけて機運を高めたい狙いがあるものとみられる。

 アメリカとしては、今月下旬の国連総会での決議採択を行いたい考え。