中国外務省 米下院議長の台湾訪問に断固反対
アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問する方向で、調整していることが分かりました。実現すれば、バイデン政権発足以降、アメリカとして最高レベルの要人の訪問となります。
関係者によりますと、ペロシ下院議長は、今週末に日本を訪問した後、台湾を訪れる方向で調整を進めています。
台湾メディアによりますと、今月10日の予定で、アメリカの議員団を率いて、訪れる見通しです。
台湾には先月、アメリカの元高官らが大統領の意向を受け非公式に訪問していますが、ペロシ氏の訪台が実現すれば、 バイデン政権発足以降、最高レベルの要人の訪問となります。
これに対して中国外務省は、「断固反対する」とした上で、「もし独断専行するならば断固として強力な措置をとる」と述べて、アメリカ側をけん制しています。