米・ロクテ選手 10か月間の出場資格停止
強盗にあったとウソをついたリオオリンピック競泳の金メダリスト、アメリカのロクテ選手が、10か月間の出場資格停止処分となることがわかった。
これは、複数のアメリカメディアが7日、アメリカのオリンピック委員会と水泳連盟当局者の話として報じたもの。ライアン・ロクテ選手は先月、リオ市内のガソリンスタンドでトイレのドアなどを壊した上、「チームメート3人とタクシーに乗っていた際に強盗に銃で襲われ、現金と財布を奪われた」とウソの証言をした罪で訴追されている。
ロクテ選手は、10か月の出場資格停止処分となるため、来年7月にハンガリーで行われる世界選手権にも出場できなくなる見通し。また、一緒にいた他の3選手に対しても何らかの処分が下されるという。