アメリカ大統領選挙で、副大統領候補によるテレビ討論会が始まった。知名度の高くない両候補がどれだけ印象を残せるかが焦点となっている。

　アメリカ副大統領候補の討論会は日本時間５日午前１０時過ぎからバージニア州で始まった。両者とも、それぞれの大統領候補の弱点をカバーできるかが注目される。

　民主党のケイン上院議員は、親しみやすい性格で、人間味がないと指摘されるクリントン候補の弱点を補うことが期待されている。一方、共和党のペンス・インディアナ州知事は、党内で人気が高く、トランプ候補の誕生で分裂した党内を団結させる役割を担う。ただ、両候補の知名度は十分とはいえない。

　討論会は今回１回きりで、どれだけ自らの印象を残せるかが焦点となる。