タイ国王の遺体、王宮へ…沿道で国民見送る
13日に88歳で死去したタイのプミポン国王の遺体は、14日夕方、国民が見守る中、病院から王宮に到着した。
13日に死去したタイのプミポン国王の遺体を乗せた車列は、日本時間の午後6時半すぎに病院を出て、王宮に到着した。沿道は、国王に最後のお別れをしようと多くの市民で埋め尽くされ、遺体を乗せた車列が通ると、多くの人が手を合わせ、涙を流す人の姿も見られた。
プミポン国王は、去年5月から長期入院していたが、13日夜、バンコクの病院で死去したことが伝えられた。タイ政府は、国王を追悼するため急きょ、14日を休日にした。新国王には、国王の長男・ワチラロンコン皇太子が即位する見通しだが、いつ即位するのかなど具体的な予定は不透明。