武装グループが警察学校襲撃 50人超死亡
パキスタン中部の都市で武装グループが警察学校を襲撃し、生徒ら50人以上が死亡、100人以上がケガをした。
襲撃を受けたのはアフガニスタンとの国境に近いパキスタンの中部の都市クエッタにある警察学校。地元当局などによると24日、警察学校を5、6人の武装グループが襲撃。軍の部隊などと銃撃戦となり爆発も起きた。警察学校には約700人の生徒がいて、これまでに56人が死亡し、117人がケガをしたという。死亡者のほとんどは警察学校の生徒だった。
これまでのところ犯行声明は出されていないが、地元当局は反政府勢力のタリバンと関係のあるグループが犯行に関わっているとの見方を示している。