“次世代戦闘機”を初めて一般公開 中国
中国最大の航空ショーが1日に開幕し、中国が開発したレーダーに探知されにくい性能を持つ次世代戦闘機が初めて一般公開された。
中国・広東省で開幕した「中国国際航空宇宙博覧会」で公開されたのは、レーダーに探知されにくいステルス性能を持つ戦闘機「殲20」。地元メディアによると、「殲20」にはアメリカが所有する戦闘機にしか配備されていない最新の攻撃補助装置が導入されたほか、これまでに中国軍が所有しているステルス戦闘機に比べてより多くのミサイルを搭載できるという。
航空ショーでは、このほかにも中国が開発した新型の無人機も展示される予定。中国は、新たな軍用機などを公開することで、軍の近代化をアピールし、海外への武器輸出を拡大する狙いがあるものとみられる。